アンコール・トム の体験記と写真

アンコール・トム (Angkor Thom) を見学します。

アンコール・トム はクメール語で「大きい都市」を意味します。アンコール・ワットよりもさらに大きな敷地の遺跡です。

アンコール・ワットの堀の橋の前の広場から、アンコール・トムに向かいます。今回はこちらの電動カートでアンコール・トムに向かいます。


出発です。


アンコール・ワットの堀に沿ってを北に向かいます。


緑が多くてすがすがしいです。午前中の早い時間のため、まだ気温はそれほど高くありません。


いったんこちらで停車です。

南大門

アンコール・トムの南側の門です。「南大門」と呼ばれます。


アンコールワットほどではありませんが、アンコール・トムにも堀があり、橋が架かっています。端にはアスラ像が並んでいます。


門の塔には観音菩薩像が彫られています。


アスラ像は蛇を引っ張っています。ヒンドゥー教の天地創世神話の「乳海攪拌」の様子を表しています。内戦の際にアスラ像の首はすべてカットされてしまったため、首の部分に継ぎ目があります。


頭部が砕かれてしまったものは、補修されたため、新しく作り直されています。


南大門をくぐります。


南大門から中心部の「プラサット・ベイヨン」までは、1Kmほどあるため、電動カートで向かいます。

プラサット・ベイヨン

プラサット・ベイヨンに到着です。


地図ではこちらになります。


手前の広場には当時の建築で使われた道具が展示されています。


柱は周囲は石を組みますが、中は空洞になっておりで土を入れて固めています。


石材の彫刻のための道具です。


プラサット・ベイヨンに向かいます。


周囲を回廊が取り囲む構造になっています。階段を上って回廊に入ります。


こちらは一番外側の回廊です。


壁には、チャンパとの戦争を描いた壁画があります。


外側はかなり崩れてしまっています。


内部に入っていきます。


こちらの階段を上ります。




登ると、巨大な塔があります。塔には観音菩薩の顔が彫られています。


塔は一つではなく、いくつかあります。どの塔にも菩薩の顔が彫られています。



かなり、損傷の激しい場所もあります。




北側からおります。


一つ下りたテラスにも仏塔がいくつも建っています。




さらに階段を下ります。


こちらは北側


激しく崩れてしまっています。


回廊部分は残っている場所もあります。


仏像があります。奥には水場の台座も見えます。


北側の一番下の層は完全に崩れています。


こちらが北側からの眺望です。

象のテラス

プラサット・ベイヨンから北に歩くと、「象のテラス」と呼ばれる場所があります。あちこちに崩れた石が点在しています。


こちらが「象のテラス」左側に象のレリーフが見えます。


階段を上ってテラスの上に上がります。


こちらがテラスの上、右側は競技場/闘技場として使われた広場です。


本来は木の屋根などがあったらしいですが、現在残っているのは石でできた基礎部分だけです。


ガルーダ(ガルダ)の装飾です。ガルダはヒンドゥー教の神話に登場する火の鳥です。


こちらがテラスの中央部です。イベントの際には王が座った場所です。


門を通って西側に向かいます。かつての王宮の門と言われています。




西側は王宮があったとされていますが、木造であったため、現在は何も残っていません。王が使用したプールの遺跡が残っています。


北側の門を通って王宮の外に出ます。


象のテラスまで戻ってきました。


こちらにも仏像が祭られています。


破壊されてしまった像もあります。


かなりの構造物が崩れています。石材がきれいに整列されています。



電動カートで、アンコール・ワットまで戻ります。


プラサット・ベイヨンの脇を通って戻ります。


だいぶ気温も上がってきました。暑いです。


南大門を抜けて戻ります。


アンコール・ワットの堀まで戻ってきました。


アンコール・ワット前の広場に到着です。

写真撮影


Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
f/6.3 1/800秒 ISO-200
プラサット・ベイヨンです。

著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
掲載日: 2015-04-23
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