アルハンブラ宮殿 の体験記と写真
アルハンブラ宮殿を見学します。
アルハンブラ宮殿は非常に混雑するため、朝一番で宮殿へ向かいます。宮殿は丘の上にあるため丘を登ります。
到着です。
地図ではこちらになります。
入り口
今回は南東のこちらの入り口から入場します。
糸杉の並木道が整備されています。よく手入れされた庭です。
写真では涼しそうに見えますが、極寒です。気温は0度近くです。ベンチが並んでいますが、座ってのんびりできる状態ではありません。
城内
前方の橋を渡るとアルハンブラの城内です。周囲は城壁で囲まれています。かなり大がかりで強固な城壁です。
城壁です。かなりの高さがあります。
中世の面影をそのまま残す建物です。
長年にわたって増築が繰り返されたらしく、宮殿内のいたるところに遺構があります。
グラナダの市街地を一望できます。
冬なので、棚には何もありませんでした。夏場は良さそうな庭園になっていそうです。
Parador de Granada
グラナダのパラドールです。グラナダのパラドールはアルハンブラ宮殿内にあります。
Hotel America
こちらはHotel America です。
サンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会
こちらはサンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会です。
カルロス5世宮殿
しばらく進むとひときわ大きい建物が見えます。こちらが"カルロス5世宮殿"です
こちらが内部です。
この宮殿は中心部が中庭になっており、変わった形をしています。声が響くため舞台としてもつかわれていたようです。
アルカサバ
こちらが"アルカサバ"と呼ばれる砦です。アルハンブラ宮殿の中で一番最初に建築された砦です。
宮殿内
宮殿の内部へと進みます。こちらが入口
あまり宮殿らしくない外観です。
こちらが内部です。微細な幾何学模様の彫刻で天井が装飾されています。イスラム文化の影響を受けた建物です。
アラヤネスのパティオ
しばらく進むと中庭に出ました。アルハンブラ宮殿内には中庭(パティオ)が数多くあります。
中庭に面したテラスの天井です。こちらも細かい模様で装飾されています。
こちらが中庭。床の大理石も美しいです。
池に映る建物が美しいです。
パティオに面した建物に入ります。
こちらも微細な彫刻で壁が装飾されています。当時は彫刻の上に金箔が貼られており外の光を受けて輝いていたとのことです。
天井も細かい細工です。
王の謁見部屋でもあったため天井も高いです。
床もタイル張りです。微細な幾何学模様のタイルです。
南側からの外観です。
ライオンの中庭
パティオのすぐ隣には"ライオンの中庭"と呼ばれるパティオがあります。修復中でした。
床の大理石や柱が美しいです。
中央のライオンの像の部分は噴水(ライオンの噴水)になっているそうです。修復中のため水は流れていませんでした。
こちらはライオンの中庭に面した建物内です。"二姉妹の間"と呼ばれています。
独特の天井です。"鍾乳石飾りの天井"と呼ばれており、ムカルナスと呼ばれる構造で鍾乳石に似たデザインの天井です。
こちらも床は大理石張りです。
どの部屋も緻密な模様の装飾で飾られています。(左は"リンダラハのバルコニー")
こちらはタイル張りの壁です。東京都内の地下鉄路線図をイメージさせるようなデザインです。
さらに建物内を進みます。こちらはリンダラハの中庭です。
ベランダがあり、ふもとが一望できます。
ベランダを降りリンダラハの中庭を通り抜けます。
貴婦人の塔
リンダラハの中庭を通り抜け東へ向かうと、"貴婦人の塔"と呼ばれる建物があります。アルハンブラ宮殿を代表する建築物です。こちらも水面に映る姿が素晴らしいです。
サンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会です。城内に入る前にも一度目にしていますが反対側からの眺めになります。かなりの距離を歩いた気分でしたが、狭い宮殿内を歩いていただけで長い距離を移動したわけではなさそうです。
東側は庭園と植物園が広がっています。
春になると良さそうです。
こちらは笹の木です。中世に中国から運ばれてきたものが植えられているとのことです。
庭園のすぐわきには強固な城壁があります。中世の要塞そのものです。
ヘネラリフェ
続いて、城壁の外にあるヘネラリフェと呼ばれる別荘を見学します。この建物はムハンマド3世の時代に建設された。ナスル朝時代の夏の別荘です。城壁を越えてしばらく歩くと庭園に到着です。こちらは城壁などでは囲まれていません。
秘密の花園といった感です。
よく手入れされた美しい庭園です。
こちらが建物です。
アセキアの中庭
建物内のパティオです。"アセキアの中庭"と呼ばれています。
細長い池を取り囲むように樹木や花壇、噴水が配置されています。
アルハンブラ宮殿は広大な敷地のため、あちこちに遊歩道が設置されています。
遊歩道を散歩しつつ入り口まで戻ってきました。日差しが高くなり、ようやく暖かくなってきました。
丘の上からのグラナダ市街地の眺めがとても良いです。
写真撮影
Panasonic DMC-GX1, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
f/2.2 1/1000秒 ISO-160
アラヤネスのパティオの有名な撮影スポットです。湖面に映る建物がアルハンブラ宮殿らしい感じが出ています。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。