ギリシア～ローマ時代の都市の遺跡である、エフェソスを見学します。

イズミールの中心街からエフェソスへ向かいます。


丘に建物がびっしり建っています。特徴的な風景です。


しばらく走ると建物がなくなり、森林が広がります。


イズミールから1時間ほどで到着です。一見なにもなさそうな場所に見えます。


ローマ時代の城壁跡のようなものが見えてきました。


到着です。こちらが入口です。朝一番での訪問ですが観光客が大勢います。


地図ではこちらになります。


建物跡が点在しています。


多くの建物は基部しか残っていません。水道跡なども残っています。



柱などは一部復元されたものもあります。


奥へ進むと建物の数が増えてきます。


途中、やや大きな建物がありました。階段を上って入ってみます。


ローマ式の劇場の遺跡でした。


この劇場はだいぶ修復された遺跡のようです。あちこちきれいになっています。


さらに奥に進みます。


北西に向かって進んでゆきます。東のほうが標高が高いため、坂を下って行きます。


遠くにセルシウス図書館の遺跡が見えます。


来た道を振り返った景色です。まだ午前中ですが、日差しは強烈です。気温も上がってきました。


坂を下ってゆきます。


坂の途中に石碑のようなものがありました。これは看板だそうです。蛇と杖が描かれています。蛇と杖は医学のシンボル、杖はアスクレピオスの杖を意味しています。つまり、病院(診療所)の看板になります。


こちらは水場の遺跡です。トレヴィの泉の規模を小さくしたようなものがあったようです。


こちらは貴族の家の遺跡です。


路地が残っています。


こちらは公衆トイレの遺跡。

セルシウス図書館跡地

セルシウス図書館跡地はこちらの記事を参照してください。



セルシウス図書館から路地は直角に曲がり北へ向かいます。正面に修復中の大きな建造物が見えます。

大型円形劇場

修復中の建物に入ります。階段で登ります。


大型の劇場です。観光客の声も良く響きます。


舞台装置もしっかりしており、出演者が目立たずに舞台に出入りするための出入り口もあります。



円形劇場を出て西に続く大通りの風景です。この通りの突き当りがかつては港でした。現在は上流からの土砂の堆積により港はすべて土砂に埋まってしまっています。


当時は夜になると大通りに松明の明かりをともしていたそうです。


かなり広い範囲に建物の跡がありました。


こちらは松並木のある通りです。


松並木を通って北側の出入り口から出ました。