柏木工 BOSS STYLE ダイニングチェアのレビュー

柏木工 BOSS STYLE ダイニングチェアのレビューです。

購入のきっかけ

デスク用の椅子としてアーロンチェアを15年ほど使ってきましたが、座面のウレタンの劣化が進んだり、ペリクルの変色も進んできたので、そろそろリプレースを考えることにしました。また、オフィスチェアでは以下の不満がありました。

キャスターはいらない

キャスターは便利ですが、フローリングの床では転がりすぎてしまうため、あまり使いやすい感じがありませんでした。座っているうちに動いてしまうこともあり、あまりよろしくありませんでした。

リクライニングはいらない

オフィスチェア購入当初はリクライニング機能を利用していましたが、リクライニング機能は使わなくなってしまいました。リクライニングを使わないよう固定しても背もたれにもたれかかるとぐらつきがあるため、使用感が良くありませんでした。

ひやひやしすぎ

ペリクルは薄くて丈夫で良いのですが、冬場は寒いです。ひざ掛けを使っていましたが、冷気が下からやってくるためか、あまり温まりません。

きちんと座らないといけない

エルゴノミクスタイプのオフィスチェアは正しく座った際に姿勢が良くなるように設計されているため、足を崩して座ることは考慮されていません。足を崩して自由に座るのは不便です。


オフィスチェアを長年利用してきたことから、上記の不満点を持っていました。また、スターバックスなどのカフェや、ダイニングで作業をすると意外と集中できることから、次に買い替えるときにはカフェにあるようなスタンダードな椅子にしようと考えていました。

選定

カフェにあるようなスタンダードな椅子ということで木製の椅子にすることにしました。金属製のオフィスチェアは重すぎの印象がありました。
国産の木製家具でチェアを探したところ、柏木工の椅子が良さそうでしたので、実物を見に行くことにしました。

見学、購入

柏木工の新宿ショールームに行ってきました。


いくつかのモデルを座ってみましたが、デスク用途として利用する場合は背もたれに柔らかいクッションがついていたほうが良いため、BOSS STYLEのダイニングチェアが良さそうだと感じました。ほかのモデルも見て検討した結果、BOSS STYLEのダイニングチェアを入手することにしました。(ショールームで注文しました。)
クッションは革張りもよさそうでしたが、冬場は冷たい触感になりそうなので、布張りのクッションを選択することにしました。本体がウォールナット材で布地は明るめの色で汚れが目立ちにくそうな「アランⅠ」の布地にしました。

パッケージ・梱包

受注生産のため、2週間ほどして届きました。下図が梱包の箱です。


箱を開けると本体が梱包されています。


本体を取り出します。ひじ掛け部分は傷防止の梱包がされています。

外観

外観は下図です。


脚につけるフェルトと保証書、木材の説明書が付属しています。


照明の暗い場所で見ると、木材の色は黒色に近い茶色に見えます。明るめの布地にしてよかった感じです。


正面と背面です。シルエットのきれいな椅子です。


「KASHIWA」のタグが付いています。


布地はこちら、ショールームで見たときはもっと柄が無い感じに見えたのですが、かなり模様の入った柄になっています。


底面です。


椅子の背中部分の木材の裏側には取っ手がついており、椅子を引き出す際につかむことができます。かなり便利です。と思いましたが、ほとんど取っ手をつかむことはないです。


デスクと合わせた状態です。問題なく利用できそうです。

使用感

デスク面の高さが72cmのデスクと組み合わせて使っていますが問題なく利用できています。
BOSS STYLE ダイニングチェアーの座面は標準で43cm~44cm程度になります。(座ると座面のクッションが沈むため座面までの測った高さより若干低くなるかもしれません。)

座面の奥行

座面の奥行がかなりあるため、背もたれにもたれかかるためには深く腰掛ける必要があります。デスクの作業では背もたれにもたれかからずに作業することが多かったため、あまり不自由を感じません。キーボード作業時には浅く椅子に腰かけて作業していますが、問題は起きていません。
動画を見たり、テレビを見る場合は、深く腰掛けて背もたれを使うことができます。

座面の幅

座面の幅も広めのため、足を崩して座ることもできます。外観からではちょっと座面が大きすぎるような印象でしたが、使ってみるとちょうどいい大きさです。

座面の布地

座っていると温かくなります。革にしなくて正解でした。

ひじ掛け

ひじ掛けがありますが、小さめのため、それほど邪魔にはなりません。
とはいえ、長期間使用していると邪魔になることもあります。ひじ掛けがないモデルがあれば(現在はありませんが)、ひじ掛けのないものを選択したほうが良いと思います。 またはもう少しひじ掛けが小さくてもよいかもしれません。幅が広めの椅子のため、ひじ掛けが邪魔になる頻度は低いです。

外観

オフィスチェアより背もたれの高さが低いため、部屋の中での圧迫感がなく部屋が広く見えるのはメリットです。

重さ

木製のためオフィスチェアに比べると、とても軽いです。持ち運びや移動は楽です。

傷防止

床への傷防止のフェルトが付属していますが、フェルトより長持ちするゴムキャップを利用しています。ゴムキャップは杉田エースのゴム脚キャップ スリッパーキャップ 丸の21mmを利用しています。


見栄えは若干悪くなってしまいますが、かなり使いやすいです。


その後、キャップが劣化したため、現在はレック脚ピタ キャップ すべるタイプを利用しています。

著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2018-10-28
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