バッド ウォーター (Bad Water) の体験記と写真
デスヴァレー国立公園の"バッド ウォーター" (Bad Water)へ向かいます。
ザブリスキーポイントから西へと向かいます。
"Bad Water"の看板が見えました。
こちらはデスヴァレーで数少ないホテルの一つ"Furnace Creek Inn"です。
山を越えてデスヴァレーに入りました。ここから南へと向かいます。
恐ろしくなるほど何もないです。まさに死の世界です。
遠くに白いものがちらちらと見えてきました。かつて湖だった場所が干上がり塩が残った跡です。
遠くに白く見えるのはすべて塩です。
周囲の岩山は白や黄色、緑などさまざまな色の岩が見えます。"アーティストパレット"と呼ばれています。
"Bad Water"に到着です。
地図ではこちらになります。
Bad Waterです。下図の写真右上にわずかですが水があります。この場所が一番低いため、水がたまります。乾燥するとこの水も蒸発してしまいます。周辺の塩が溶けているため塩分濃度の濃い塩水のため飲むことはできません。Bad Waterの由来もこの塩水から来ているそうです。
デスヴァレーの中でもっとも標高の低い場所ですが、ここは北アメリカでもっとも標高が低い場所でもあります。海抜下86メートルに位置します。背後の岩山に海面の高さを示す看板が設置されています。
水たまりの場所まで行ってみます。
水たまりの近くに最低標高点を示す看板が立っています。ここが北アメリカの最低標高点で海面下だと考えるとちょっと感動です。
地面は観光客がたくさん歩いているため踏み固められてしまっていますが、塩が析出しています。
行けるところまで行ってみます。
遠くまでくっきり見えるため、さわやかですがすがしそうに見えますが、実際は猛暑です。Bad Waterはデスヴァレーの中でも気温の最も高い場所の1つです。このとき45度くらい。地面の塩をなめてみたところ確かにしょっぱいですが、市販の塩ほどしょっぱくはありませんでした。不純物も含まれているのでしょうか?
迷ったら確実に干からびて死んでしまうこと間違いなしです。
何もないですが、素晴らしい景観です。来て損をしない観光地です。
写真撮影
Olympus E-M5, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
f/8 1/1250秒 ISO-200
後々撮影した写真を見るといい場所だなと感じますが、撮影した当時はただただ「暑い」だけでした。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。