茂県国際飯店 (茂縣國際飯店/Maoxian International Hotel) の体験記と写真
茂県国際飯店(Maoxian International Hotel)に宿泊します。
成都から黄龍や九寨溝へのルートでは、黄龍に宿泊しない場合は、通常途中で一泊するのが一般的です。黄龍までの途中での宿泊場所として有名なのが茂県です。茂県はチベット系の少数民族である羌族が多く住んでいる場所(80%が羌族)で日本人好みの料理が多いとのことで、宿泊でよく利用されるとのことです。
アクセス
成都から黄龍方面へと向かいます。
都江堰の近郊までやってきました。
都江堰までは平野が続きますが、都江堰を抜けると、突然山が現れます。本当に突然山地に変わるため、成都が盆地であることがよくわかります。
トンネルを抜けるとあっという間に峡谷です。川沿いに上流へと向かいます。
岩肌が見える山です。雨の多い山地の気候と、雨の少ないチベット高原の気候の境目の地域であることが分かります。この辺は雨の量が少ない地域のようです。
道路はかなり整備されており、しっかりしたトンネルもあります。
汶川県、威州鎮です。ちょっと大きめの町です。ここから西と北に分岐します。北に進めば茂県を通り黄龍方面です。西に進むとチベット高原へと至ります。
ちょっとしたドライブイン、ショップもあります。
さらに北上します。威州鎮から先は道が狭くなり、やや時間がかかります。
茂県に到着です。
茂県国際飯店
茂県国際飯店に到着です。こちらが入り口
外観はこんな感じです。
地図ではこちらです。
峡谷の中にあるホテルという感じです。
こちらがロビー かなり広いです。がちょっと殺風景な気も。左手側には売店もあります。
鍵を受け取り部屋に向かいます。
部屋
部屋はこちら、結構きれいです。
洗面も備品は少なめですが、きれいです。
トレイやバスタブもきれいです。
水、ポット、お茶などもそろっています。
外の眺めは…それほど良いわけではありません。
峡谷にあるため、目の前は山です。
夕食
夕食はホテルを出て隣のレストランでとります。
こちらがレストラン。
こちらが店内。まだ、誰もいません。
テーブルに案内されます。
お茶のサービスです。
洋梨がサービスされます。
チャーハンです。すごく普通のチャーハンです。
煮物です。すごく普通です。
ビールを注文します。燕京ビールが出されました。北京のビールです。
なぜかデザートのフルーツポンチ風スープが出されました。
野菜炒めです。すごく普通です。日本の野菜炒めです。全く中華料理感がありません。
かぼちゃの煮物です。日本のカボチャより水っぽいのですが、おいしいです。
冬瓜と鶏肉の煮物です。これも、とても普通です。辛い食材や唐辛子を使わず調理しているため、日本の料理に近い風味になっているようです。成都の人によると、ここの料理はパンチが足りない、眠たい味付けという印象を持つそうです。が、日本人にはとても普通の味付けの料理ということで人気があるそうです。料理の味付けがあっさりなのは、羌族が多い地域であることと関係しているのかもしれません。
ジャガイモの炒め物。すごく普通。
青椒肉絲です。こちらの青椒肉絲はほとんどが肉です。野菜はちょっとしか入っていません。やや甘めの濃厚なソースの味付けでおいしく食べられます。
中に豚肉が入っています。激辛というほど辛くはありません。
麺です。うどんそっくりの食感です。
すごく日本的な味付けの料理を食べつつ夜も更けるのでした。
朝食
朝食です。夕食と同じレストランでとります。
店内は夕食時と変わらず。
コーヒーやお茶が飲めます。
料理は品数は少なめですが、食べやすそうな料理が多いです。
肉まんのように見えますが、中には何も入っていません。
お粥があります。食欲がなくても食べられるのでありがたいです。
パスタのように見えますが、ジャガイモの千切りを炒めたものです。シャキシャキしておりおいしいです。
食べ過ぎは良くないので、ほどほどにします。
これから黄龍に向けて出発です。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。