至聖三者聖セルギイ大修道院 (セルギエフ・ポサード) の体験記と写真
セルギエフ・ポサードの至聖三者聖セルギイ大修道院を見学します。
アクセス
モスクワから北東へ向かいます。オスタンキノ・タワー(モスクワテレビタワー)が良く見えます。ちなみに高さは540メートルです。東京スカイツリーに比べるとずいぶんほっそりしています。地震がないから細くても大丈夫なのでしょうか?
アパートです。ほとんど同じデザインの建物が並んでいます。画一的な感じがします。
しばらく進むと建物がなくなり郊外の風景が広がります。首都の周辺とは思えないほど自然の風景です。
渋滞に巻き込まれつつ、1時間半ほどで到着です。
地図ではこちらになります。
至聖三者聖セルギイ大修道院
到着です。が、なんだか修復中のような。
チケットを購入します。こちらの建物でチケットを購入します。写真を撮影する場合は入場チケット以外に撮影チケットが必要です。
撮影チケットを購入しました。
入り口へと向かいます。
こちらが入り口。イコンが描かれていますが、これも修復されたもののような気が。
入り口の門はロシア正教スタイルの色鮮やかな建築様式です。
こちらも修復中。
こちらの大聖堂は外壁の修復は終わったようですが、周囲を修復していました。
こちらは聖セルギエフの遺体が安置されている"至聖三者大聖堂(トロイツキー大聖堂)"です。こちらの建物は修復が終わっているようです。
鐘楼も大修復中。これだけ修復していると何を見学しているのかよく分からなくなってきます。
ソヴィエト時代は社会主義であったため、信仰は禁止されていたそうです。そのため、教会のメンテナンスなどは禁止されていました。ソヴィエト崩壊後、信仰の自由が許されるようになったため修道僧や信者が増えてきているそうです。
1993年に世界遺産に登録され観光客が増えてきたこともあり、大聖堂の修復などが急ピッチで進んでいるとのことです。
ちなみにこちらは、"生神女就寝大聖堂(ウスペンスキー聖堂)"です。もっとも美しいロシアの大聖堂とも言われていますが、こちらも修復中。
こちらは修道僧の宿舎。さすがに修復中ではありませんでした。
奥の建物は大学だそうです。
こちらは洗礼堂でしょうか。
17世紀後半に作られたものだそうです。
光が強すぎるためわかりにくいですが、ロシアの教会では珍しくステンドグラスが使われています。
こちらの行列は聖セルギエフのご遺体(ご聖体)を拝むための行列です。かなり待つようです。
礼拝堂を見学します。
内部はミサ中のため撮影できませんでした。(この辺で不満度が高まってきました。撮影チケットは何だったんだ)
ご聖体を拝む列はさらに長くなっています。
鐘楼の前にオベリスクが建っていますが、こちらは古代エジプトとは関係ないオベリスクです。1792年に建てられた記念碑です。
修復されていない建物は無いのではと思えるほど、大絶賛修復中です。
微妙な気分で世界遺産を後にしたのでした。(本当に世界遺産なのか?ここ)
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。