ダナン・ミュージアム・オブ・カーム・スカルプチャー (チャム彫刻 ダナン博物館) の体験記と写真

Danang Museum of Cham Sculpture (ダナン・ミュージアム・オブ・カーム・スカルプチャー) を見学します。
日本語では「チャム彫刻 ダナン博物館」の意味です。

場所はハン川のほとり、ソンハン橋の近くです。


こちらが入り口


地図ではこちらになります。

小さな庭園があります。


こちらが建物です。


入り口の看板には、チャンパ王国時代の城の場所が示されています。
チャンパ王国と言われても、学校教育で大きく扱わないこともあり、日本人にはあまりなじみがない名前です。ベトナムの中部沿海地方にあった国で長い歴史があります。チャム族の国でヒンドゥー教を信仰していたといわれています。現在はチャム属はベトナムの少数民族になってしまっています。ミーソン遺跡もチャンパ王国の遺跡だと言われています。


中にはチャンパ王国時代の彫像が展示されています。




こちらはヒンドゥー教のリンガです。


こちらはリンガの台座(ヨーニ)です。


仏像も展示されています。多くの仏像は手がカットされていますが、これは、ベトナム戦争や、カンボジア内戦時に手を切り落として薪として利用していたためともいわれています。多くの仏像で手が切り落とされた状態になっています。




いろいろと彫像が展示されていますが、破壊されているものが多いです。





一通り見学したので外に出ます。


外にはちょっとした売店もあります。


川に面した側(東側)から出ます。


ベトナム戦争などで、文化遺産の多くが破壊されてしまったという実感を感じられる場所です。


著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
掲載日: 2015-04-23
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