組み紐ネックストラップを自作する
組み紐ネックストラップを自作する手順を紹介します。
概要
カードキー用に利用していたネックストラップが傷んできたため、新しいネックストラップを入手することにしました。いろいろ探してみたのですが、希望のネックストラップが無かったため、手間はかかっても自作に挑戦することにしました。
どんなネックストラップを作るか
ARTISAN&ARTIST のネックストラップのような組紐製で、カードキー用に細めの組紐で作られたストラップを作ることにします。ストラップの両端は金属のエンドパーツを取り付けることにします。
材料準備
組紐
今回、組紐は京都の伊藤組紐店 (
http://www.itokumihimoten.com/) から購入しました。Webの写真を見た感じの質が良さそうだったことと、オンライン通販で購入しやすかったためです。一番太い「正絹江戸打太」(5mm程度の太さ)を入手しました。
期待通りの組紐です。色も良いです。
エンドパーツ
試行錯誤していますが、最終的にはカツラの内径が5mmのエンドパーツが良いです。(内径4.5mmでもがんばれば入りますがちょっときつい印象です。)
取付金具
カニカンを準備しました。
組み立て
組み立てます。
組紐を好みの長さにカットします。カットは裁ちばさみでカットしました。手間取ると先がほつれてしまうため、大きいはさみで一気にカットしてしまうのが良さそうです。
接着剤を準備します。今回の接着剤は2液混合型の
セメダイン エクセルエポ CA-121を利用しています。
液を出して混ぜます。今回は細かい作業なので爪楊枝を利用します。
組紐に接着剤を付けます。
カツラ(エンドパーツ)の内側にも接着剤を塗ります。
エンドパーツに組紐を着けます。瞬間接着剤ではないため、先端を手で持っても大丈夫です。よりながらカツラに入れると比較的簡単に入ります。
接着後にカツラにカニカンを丸カンを使って取り付けます。
同じ要領で黒の紐でも作ります。2本作りました。
耐久性
これから実際に利用して耐久度を確認します。エンドパーツ部分の接着がどうなのか少し心配です。
その後
2年ほど利用していますが、問題なく利用できています。接着部分が外れることもありません。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。