LUPICIA の リンギア (LINGIA) FTGFOP1 2017-DJ6 のレビューです。
紅茶がなくなったので、追加で購入することにしました。いろいろ物色したところ、あまり名前を聞いたことがない銘柄なので、試してみるべく入手することにしました。ネパールの国境に近い茶園というのもポイントです。
LUPICIA (http://www.lupicia.com/shop/default.aspx) のオンライン通販で購入しました。
パッケージは下図です。
茶葉の外観は下図です。青みが残っているファーストフラッシュらしい外観です。
オンラインショップの写真ではもっと茶色の茶葉の写真が掲載されていますが、実物は青みが残った茶葉です。茶葉の大きさは中くらいです。見た目はなかなか良いですが、これはおいしそうだと期待感が持てるほどの茶葉の見ばえではないです。実際の味はどうでしょうか。
茶の色は下図です。
ほんのり甘い香りがあります。松茸をイメージさせる香ばしさもごくわずかに感じられます。ファーストフラッシュ特有のハーブ的な香りや生物っぽい香りはほとんどありません。
渋みはなく、飲んだ後に甘さと香ばしさを感じられます。味は後味にのこりませんが、甘みのある香りが比較的長く続くため、余韻が楽しめます。一般的なファーストフラッシュと比べるとちょっと味が薄い印象です。
味が薄め、香りも少なめなため、茶葉を多くするか煎じる時間を長くしたほうがおいしく飲めるかもしれません。
ロヒーニ スプリングブロッサム や リザヒル、ピュグリ アハーナなどのグレードの高いものと比較すると、ファーストフラッシュの清涼感のある香りがないこともあり、ちょっと香りが弱いと感じるかもしれません。
一方で、ファーストフラッシュ特有の生ものっぽい香りや癖が無いため、ファーストフラッシュ特有の癖のあるお茶が苦手な方にはおすすめできます。
甘みがあり、マイルドな風味のため、阿里山金萱や梨山烏龍と通じる風味があります。