フマーユーン廟 の体験記と写真
フマーユーン廟 (Humayun's Tomb)を見学します。
ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟です。インドにおける代表的なイスラム建築物としてタージマハルとともに有名です。
ちなみに初代皇帝バーブルの墓はアフガニスタンのカーブルにあり、3代目の皇帝アクバルはアーグラのアクバル廟、4代目の皇帝ジャハーンギールはラホールのジャハーンギール廟に、5代目の皇帝シャー・ジャハーンの廟がタージ・マハルになります。
アクセス
フマーユーン廟はレッドフォートから南のヤムナー川の西岸に位置しています。デリーの中心部のため、道路はいつでも渋滞しています。
オールドデリーから向かう場合は、インド門のそばを通ります。第一次世界大戦で戦死したイギリス領インド帝国の兵士を追悼するために造られた門です。
サブズ・ブルジ廟 "Sabz Burj"です。
到着しました。観光地化がすすめられており、歩道などが整備されつつあります。
入口へ向かいます。敷地はフェンスで囲まれています。
乾燥していますが、気温は高いため、犬もへばって寝ています。
地図ではこちらになります。
フマーユーン廟
こちらが入り口です。
中に入ると、白い門が目を引きます。"Bu Halima's Gateway"です。
右手側にも廟があります。こちらは、"Isa Khan"の廟です。Isa Khanはパシュトゥン人の貴族です。
"Bu Halima's Gateway"を抜けて進みます。門の手前の左手側に"Bu Halima"廟があります。バーブル朝時代の貴族です。
こちらは門の内部
門を抜けると、さらに門があります。
"Bu Halima's Gateway"を抜けてすぐ右側にも門があります。"Arab Ki Sarai Gateway"です。
こちらが、フマーユーン廟の門です。
門の内部です。1565年ごろに作られた建物のため、比較的きれいです。
門を抜けると、フマーユーン廟です。
中央には水路があります。幅は30cm程度でそれほど大きくはありません。水の流れは速いです。
廟を囲む塀です。
廟の周辺は広大な庭園になっており、芝生が敷かれ、樹木も多く、日陰もあり快適です。
廟の内部に向かいます。
中央の入り口から入ります。
階段を登ります。
かなり急な階段です。
階段を登るとテラス部分に上がれます。正面にアーチがあります。アーチの窓の真ん中にある小窓はメッカの方角を示すミフラーブになります。
廟の入り口は、南側になります、右側に回り込んで内部に入ります。
こちらが入り口
内部には、棺が安置されています。
天井は高く、声がよく響きます。
建物のそれぞれの角の部屋にも石棺が安置されています。西側の窓にはミフラーブの小窓があります。
かなりの数の石棺が安置されています。150人ほどが埋葬されているとのことです。
こちらは建物の中央です。
外に出ます。テラスの上からの眺めです。こちらは東側です。西側の入り口と同じように庭園があります。
こちらは、廟の東側です。
北川の階段から、下に降ります。
こちらは北側の庭園、東西南北対称に庭園が造られています。
入口まで戻ってきました。西側は人が多いです。
フマーユーン廟 を後にします。
写真撮影
Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 12mm
f/11 1/4000秒 ISO-2500
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。