ダメーク・ストゥーパ ・アショーカ王の石柱 の体験記と写真

ダメーク・ストゥーパ (Dhamekh Stupa)を見学します。

アクセス

ダメーク・ストゥーパ はワーラーナシーの北サルナートという町にあります。ブッダが初めて説法をした場所「初転法輪」の場所として有名です。
ワーラーナシーから一路北へ向かいます。


街には人があふれています。バイクも多いです。


道路には信号もなく。混沌とした雰囲気です。




サルナートに到着です。ワーラーナシーの郊外のため、ワーラーナシーよりは閑静な雰囲気です。


地図ではこちらになります。

サルナート (サーナス)

こちらが入り口です。


中に入ると、きれいに整備された公園になっています。


当時は、パンチャタン寺(Panchaytan Temple)と呼ばれる僧院が建っていたのですが、現在では廃墟になっています。


もともとはもう一つストゥーパがあったのですが、後世の支配者が内部に財宝があるのではと、壊してしまったそうです。通常ストゥーパには仏舎利があるのみですので、財宝は見つからなかったそうです。


遺跡の柱は大きく、面積も広いことから、かなり大きな寺院があったことがうかがえます。


寺院の遺跡の中に、ガラスで囲まれたあずまやがあります。


こちらが、アショーカ王の石柱です。以前は柵で囲まれていましたが、現在はガラス張りになっています。紀元前3世紀にアショーカ王が石柱に詔勅を刻ませたものです。


現在は、折れてしまっていますが、かつては柱の柱頭には四頭の獅子の像が飾られていたそうです。


パンチャタン寺の遺跡を散策します。


こちらは本堂があった場所のようです。現在でも祭壇になっています。

ダメーク・ストゥーパ

ダメーク・ストゥーパ へと向かいます。






近づくとかなり大きい建造物であることが分かります。


周囲に歩道があり、一周することができます。


壁には細かい彫刻が施されています。もともとは、全体が彫刻でおおわれていたのかもしれません。


金箔の跡も残っています。金箔が全体に貼られていたのでしょうか?、完成直後は"プラ・シーラッタナチェーディー"のような外観であったのかもしれません。


2500年前に作られたものであると知ると、感慨深いです。


タイから仏教の巡礼者もよく訪れる場所です。タイの僧侶のツアーグループがいました。ダメーク・ストゥーパを後にします。

トイレ

トイレは敷地の北東の隅にあります。結構きれいです。

写真撮影


Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 12mm
f/11 1/4000秒 ISO-2500
ダメーク・ストゥーパ

著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
掲載日: 2016-03-25
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