タ・プローム の体験記と写真
タ・プローム(Ta Prohm)を観光します。
樹木の根で覆われた遺跡で有名な場所です。
アンコールワットの駐車場まで向かいます。
アンコールワットの堀までやってきました。
ここから、こちらの小型車に乗り換えます。タ・プロームへの道は狭く小型車しか通れないそうです。
密林の中を走ります。
到着です。
地図ではこちらになります。アンコールワットの北東の密林の中に位置しています。
こちらが入り口の門です。こちらは、西側の門になります。
中に入りますが、何もありません。広場や森になっています。栄えていたころは建物があったそうですが、一般の建物は木でできていたため、すべてなくなってしまったそうです。
熱帯雨林のため、樹木の成長スピードも速いです。
こちらが、タ・プロームの神殿部分のマップです。アンコール・ワットと同様に三重の回廊で囲まれた構造になっていjます。大きさは80m×80mの正方形で、アンコールワットよりかなり小さい(面積で4分の1以下)です。
周辺の石造りの建物はまだ復元されていません。石に番号が振られており、これから調査とのこと。
タ・プロームの遺跡が見えてきました。
遺跡の上に巨大な樹木が生えています。
遺跡の内部に樹木が侵食しています。スポアン(ガジュマルの一種)と呼ばれる樹木です。石の上でも発芽できるため、このような姿になってしまいます。地面に向かって伸びているのは気根と呼ばれる根です。
あちこちで修復作業もされており、ビニールシートがかかっている場所もあります。が、樹木を取り除くのか、このままにするのか、どちらが「修復」なのか決まっておらず、とりあえず崩れないようにする対策をしているそうです。
1430年頃にアンコールが放棄されたため、その後の600年弱でここまで樹木が侵食したことになります。
順路に沿って進みます。遺跡内は、石が崩れていたりするため、高低差があったり、歩けない場所もありますが、木製の歩道で整備されているため歩きやすいです。
根が地面を持ち上げたため、石造りの壁は崩れてしまったそうです。
ほとんどが崩れています。
順路に沿って進みます。
進入禁止の箇所もたくさんあります。崩れてこないように鉄の棒で支えているのも見えます。
こちらも大きなガジュマルです。
根が石像に絡みついています。建物が押しつぶされないように、何本もの鉄の棒で支えています。根が構造物に絡まる様は、天空の城ラピュタのようです。
侵食されていない建物もあります。
こちらもかなり派手に侵食されています。
映画に登場する古代遺跡のようです。実際、映画「トゥーム・レイダー」の撮影舞台になっています。
東側から出ます。
タ・プロームの敷地はまだ続きます。
こちらはビャクダンの木
こちらは、観音菩薩像、東側の門になっています。
タ・プロームの敷地の外に出ました。
アンコール・ワットまで戻ります。
写真撮影
Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
f/5 1/500秒 ISO-200
午後の訪問でしたが、かなり観光客の多い時間でした。人が少ない時間のほうが良いと思います。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。