タージ・マハル の体験記と写真
インドの観光ハイライト、タージ・マハルを見学します。
タージ・マハルは、ムガル帝国の5代皇帝である、シャー・ジャハーンが、王妃ムムターズ・マハルのため建設した墓廟です。総大理石で作られており真っ白な外観が特徴的です。世界で最も美しい建築物とも言われています。
ムムターズ・マハルは1631年に死去し、1632年に着工し、1653年に完成したとされています。400年ほど前の建築物であり、それほど古いものではありません。
アクセス
タージ・マハルに向かいます。場所はアーグラの南東になります。
ビジターセンター(シルプグラーム)に到着です。クロークやチケット売り場があります。
ビジターセンターからは1km以上あるため、バスで入口まで向かいます。
リスがいます。
チケットとセットで手提げ袋をもらえます。タージ・マハル内で利用する靴カバーと水が入っています。飲み物やキャンディーは持ち込めませんが、こちらの手提げ袋は持ち込めます。
バスに乗って入り口に向かいます。
入口の東門に到着です。
地図ではこちらになります。
タージ・マハル
東門を入ります。
チケットチェックがあります。
入場後左側で荷物チェックがあります。
東門から、直進するとタージ・マハルの"Great gate"が見えます。
門も大きく素晴らしいです。
門を入ります。
こちらが門の内部、天井が高く広々としています。
門を抜けると正面にタージ・マハルです。赤い門と白いタージ・マハルとの対比も美しいです。が、人が多すぎです。
周囲は塀で囲まれています。
塀も幅が広く、ゆったりとした構造になっています。日陰になっており、ひんやりして涼しいです。
庭園を囲む塀は、イスラム建築特有の構造です。
アルハンブラ宮殿のパティオの建築と似ています。
庭園は芝生が植えられきれいに整備されています。緑が鮮やかです。
タージ・マハルの内部に入場するために、建物へと向かいます。
途中には、水路に囲まれた中州のような場所もあります。水路や噴水があるせいで涼しく感じます。
庭園は広く、建物までなかなかたどり着けません。"Great gate"から、タージ・マハルの建物までは200mちょっとの距離があります。
ようやく建物に到着です。左側の入り口から入ります。
尖塔(ミナーレ)に修復のための足場がついています。
"Great gate"が小さく見えます。かなりの距離があることが分かります。
入場口に長蛇の列があり、心が折れそうになりますが、こちらはインド人の入場列です。インド人は建物の裏側から入場します。外国人は建物の正面左側から入場します。インド人が外国人入場口から入ってこれないよう、警備員がインド人を追い返していました。
ここで靴カバーを付けて、入場します。
心が折れるほどの長蛇の列が見えます。下段のタージ・マハルへの入場列に加え、建物内に入るための入場列が上部テラスに見えます。が、外国人チケットなので、この列には並ばなくてOKです。
外国人入場口を進みます。
さくっとテラスに上がれます。
さらに、さくっと内部にも入れます。
こちらが内部。
床も大理石でできています。幾何学模様が美しいです。
壁面の細工もきれいです。
棺の部屋は撮影禁止です。が、みなさんスマートフォンで写真撮りまくりでした。
出口は建物の北側になります。
純白の建物は美しいです。
タージ・マハルの左右には対称にモスクが建っています。こちらは、西側のモスクです。
下り階段から外に出ます。
こちらが出口
こちらは東側の集会所です。西と同じ形の建物が建っています。メッカに遠い側なのでモスクとしては使われません。
来た道を引き返します。
門を出ます。
門の外にもイスラム式のパティオがあります。
東門から敷地外に出ます。
電動カートに乗って、ビジターセンターまで戻ります。
写真撮影
Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 14mm
f/11 1/4000秒 ISO-2500
芝生との対比が美しいです。
Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 12mm
f/11 1/4000秒 ISO-2500
正面から
Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 7mm
f/11 1/4000秒 ISO-2500
テラスに上がると、ドームは見えなくなります。近くでは威圧感があります。
Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 14mm
f/13 1/2000秒 ISO-2500
混雑しています。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。