ジュネーブからパリへのTGV 列車 - TGV Lyria(リリア) のレビューと写真

ジュネーブからパリへTGVで向かいます。ジュネーブからパリへ向かうTGVはTGV Lyria(リリア)と呼ばれます。

コルナヴァン駅 (ジュネーブ)

ジュネーブのコルナヴァン駅に到着です。ここから、パリ行きのTGV Lyriaに乗車します。


コルナヴァン駅についての詳細は「コルナヴァン駅 (スイス ジュネーブ) のレビューと写真」を参照してください。
コルナヴァン駅を一通り物色したのでホームへと向かいます。


TGV Lyriaの乗車口は一般の国内鉄道とは別の入り口になります。こちらがホームへの入り口です。


ホームへと向かいます。


TGV Lyriaはフランス運営になっており、コルナヴァン駅のホームや車内はフランス領となっています。通路を進むと床の色が赤から、黄色に変わります。ここが、スイスとフランスの国境になります。


荷物検査場を抜けます。現在は荷物検査や出国手続きは不要になっています。


こちらは到着した乗客が通る通路です。


通路を抜けると待合室に出ます。時間まで一休みです。


待合室の窓から駅前通りが見えます。そろそろ日も暮れそうです。


時間になったのでホームに向かいます。スロープを上がります。


スロープを上がるとホームです。日本の駅はほとんどが階段のため、斬新です。


ホームに上がりました。


ホームの高さが低いため、線路がすぐ近くにあります。線路に下りることもできます。


隣のホームに別の列車がいます。


ホームの先端までやってきました。駅名の"Geneve"の看板がかかっています。


時計はスイス鉄道の時計です。秒針が独特のデザインになっています。


隣の国内鉄道のホームとはデザインが違うことがわかります。こちらはフランス領です。


こちらはスイスです。


進行方向側です。

乗車

TGV Lyria の列車がやってきました。


ホームに到着してドアが開きました。が、なんだか薄汚れた列車です。ぴかぴかの新幹線をイメージしていたせいか、がっかり感がかなり強いです。"4417"の表記が見えます、TGV POS 4417編成の車両のようです。


"TGV Lyria"のロゴです。それにしても、汚い・・・


こちらから乗車です。


車内です。日本の新幹線と比べると一回りほど狭いです。


座席です。驚いたことに、この座席回転しません。中心部から半分(下図の奥の席)は進行方向反対を向いたままです。


旅行会社がお弁当を手配してくれたので、早速食べます。なんと和食です!お茶もあります。が、値段が30スイスフラン(約\3,600)らしいです。本当なのでしょうか?


お弁当を食べていると、パリからのTGV Lyriaが到着しました。そろそろ出発のようです。


出発しました。


新幹線のようにぐんぐん加速するかと思いきや、かなりゆっくりです。普通列車並みのスピードです。スイス内は高速走行用の線路でないため速度を抑えて走行するそうです。


ちょっと広い席が空いているそうなので、隣の車両に移動します。


確かにちょっと広い席です。が掃除されていないため、結構ゴミが散らかっています。


日が暮れてしまったため、ほとんど何も見えません。何も見えないということは、周囲は畑や森林のようです。はるか遠くに車のライトなどがちらちらと見えるのみです。

乗り心地

約3時間以上乗りますが、乗り心地は悪いです。高速走行時でも左右の揺れがかなりあります。新幹線のような快適さは期待できません。特にきついのが下り坂が多く、体が浮き上がるような感覚を何度も味わいます。また、スピードが上がったり、下がったり速度の変化も大きいです。食後ということもあり、何度も体感すると気持ち悪くなってきます。
日本の新幹線の技術がいかに高度であるかを身を持って体験できます。

到着 (パリ・リヨン駅)

3時間ほど乗車し、列車の揺れと、アップダウンにうんざりしたところで、ようやくパリ・リヨン駅に到着です。へろへろになりながらホームに降ります。


昼間の列車であれば風景を楽しめたので、もう少しましだったような気がします。


他のTGVの列車もホームにいました。列車は全体的に薄汚れているような気がします。


こちらがリヨン駅のホールです。アルセーヌ・ルパンシリーズの名作「水晶の栓」のラストシーンにもなった歴史のある南仏方面へのターミナル駅です。


日本の駅とは違い、改札口の無い構造になっています。


こちらは高速列車ではない列車のホームのようです。


23時ということもあり、人はややまばらです。


なんとなく、駅の外に出てしまいました。とりあえず、疲れましたがパリに到着です。


地図ではこちらになります。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
最終更新日: 2016-03-22
作成日: 2015-03-10
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