高昌故城 の体験記と写真

高昌故城を見学します。

この地域には、高昌という国があり、その首都がトルファン近郊にありました。首都は「交河故城」と呼ばれています。高昌故城は高昌国の代表的な都市の遺跡のひとつです。面積は200万平方キロメートルあり、遺跡の中では一番大きいため、高昌国の中で、最も栄えていた都市ではないかとされています。
漢~五胡十六国の時代に栄えた国です。唐代に滅亡します。

アクセス

トルファンの市内から東へ向かいます。


市内を出ると、荒涼とした砂漠が広がります。


ところどころ畑があり、栽培がおこなわれています。


こちらは葡萄畑、トルファン周辺は古代から葡萄の生産で有名です。葡萄酒や干し葡萄が作られます。日照時間が長く、気温も高いため非常に甘い葡萄ですが、葡萄酒はヨーロッパのものに比べるとちょっと風味がない感があります。


こちらは葡萄を乾燥させる建物です。乾燥の強い地域のため、置いておくだけで干し葡萄になってしまいます。


高昌故城に到着です。

高昌故城

周囲は畑しかないような場所ですが、観光地として整備されており、トイレもあります。


こちらが高昌故城の城壁


地図ではこちらです。

看板もあります。


入り口はこちら


階段を下ります。


地下にゲートがあります。


ゲートを抜けて階段を上ります。


高昌故城の城壁が見えます。


案内看板もあります。


1400年ほど前の都市のため、風化が激しいです。



建物らしき跡はありますが、原形をとどめているものは少ないです。




敷地がかなり広いので、こちらの電動カートで周ります。


電動カートに乗って出発です。




宮城の壁の遺跡です。




城壁の一部が残っています。


こちらは寺院の遺跡です。




中心柱があるインド式の寺院です。中央の四角い建造物が中心柱、もともとは屋根もあり、屋内に中心柱が設置されていたとのこと


こちらが中心柱、きれいですが、これは修復されたものです。周囲のくぼみに仏像が安置されていました。




周囲の建物も修復されています。


寺院の周囲は歩道があり歩いて回れるようになっています。



再び電動カートに乗り、入り口まで戻ってきました。


ゲートから出ます。


高昌故城を後にします。

写真撮影


Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 14mm
f/8 1/640秒 ISO-200
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
掲載日: 2015-09-09
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