交河故城 の体験記と写真

交河故城を見学します。

交河故城は高昌国の首都であった都市の遺跡です。トルファンの中心部から西に7~8kmの場所にあり、比較的近い場所にあります。中国でただ一つ残る漢代からの都市遺跡でもあります。

アクセス

トルファン市内から出発します。


交河故城は川に囲まれた中州にあります。川の流れが強いため、川が流れている部分は浸食され、中州部分が残って高台になっている地形です。交河故城に入るためには川を渡る必要があります。


交河故城の駐車場に到着です。


地図ではこちらです。

交河故城

看板もあります。


ゲートを通って小さな川の橋を渡ります。


アヒルが泳いでいます。


入口には大きな看板があります。


看板ぬ向かって、左手側の通りを進みます。


かなりきつい上り坂です。



「版築」と呼ばれる、土を突き固めて作った建築物です。安価で丈夫なのですが、14世紀の戦火での破壊や、長い年月で風化してしまっています。


建物跡はかなりの数があります。


しばらく登ると分かれ道があります。右側がサブストリート、左側がメインストリートです。左側に進みます。


ここがメインストリート、まっすぐな通りです。


メインストリートからの脇道もあります。


メインストリートの先は、中央大塔と呼ばれる塔と寺院につながっています。


中央大塔周辺は寺院区になっており、大小の寺院の建物の遺跡が残っています。


こちらが中央大塔です。


中央大塔の先には、寺院「大佛寺」があります。


大佛寺は一番高い場所にあります。振り返ると、街並みを見下ろすことができます。


こちらが大佛寺


かなり崩れてしまっています。


こちらは東側の眺めです。建物を一望できます。


井戸の跡も残っています。




こちらが寺院の中心部です。こちらも中心柱のあるインド式の構造になっています。


周囲を回れるようになっています。




1500年前はここが栄えていたかと思うと感慨深いです。





続いて東側に向かいます。



修復作業も進められています。


細い路地です。なんとなくポンペイの雰囲気と似ています。




こちらは北東側の門です。


門の近くには井戸の跡もあります。


門は修復されているようです。



川は谷底を流れていますが、ここからは見えません。


路地はラクダなどが通るため、人専用の通路も作られています。


門から南へ向かいます。



こちらは倉庫街。


高台になっている、この一帯は官庁街であったといわれています。


暑さをしのぐため、地面の下に部屋が作られています。


階段で下に降りられます。




地面の下に通路などが作られています。


採光のための窓も作られています。




こちらはサブストリートです。


先ほどのY字路の右側につながっています。分かれ道まで戻ってきました。


降ります。


疲れたので、こちらの屋台でスイカを食べます。乾燥していますが気温は30度を超えていますので、歩くと汗ばみます。


ゲートを出ます。


入口付近にはジオラマモデルも展示されています。川に挟まれた場所の高台になっていることがよくわかります。

トイレ

トイレはゲートを入り、橋を渡る手前にあります。あまり、きれいなトイレではないです。

写真撮影


Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 8mm
f/7.1 1/400秒 ISO-200
メインストリート


Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 9mm
f/8 1/500秒 ISO-200
大佛寺

著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
掲載日: 2015-09-11
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