エカテリーナ宮殿 の体験記と写真

「琥珀の間」で有名なエカテリーナ宮殿を見学します。

アクセス

ペテルゴフ宮殿 (ピョートル大帝の夏の宮殿)から向かいます。

線路を越えます。まっすぐな線路です。


東へ向かいます。


到着です。ここから宮殿(下図奥)まで徒歩で向かいます。


エカテリーナ宮殿に到着です。


地図ではこちらになります。

エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿の入り口に到着しました。予約の時間までここで待ちます。雨が降っているため異様に寒いです。日本での10~11月の晩秋の秋雨のような気候です。


宮殿の敷地に入ります。


こちらが入り口の門です。


こちらが宮殿です。横に広い建物です。南東方向を向いており日当たりが良くなるように建てられています。


こちらは北西側の広場と庭園です。


宮殿の建物はブルーです。南側の入り口から建物内に入ります。


宮殿内は大混雑です。雨が降ってきて寒いため庭園の見学をしていた観光客が宮殿内の観光にやってきたためのようです。


宮殿内の見学にはこちらの靴カバーを履いて見学します。


荷物検査を通り宮殿内に入ります。


宮殿に入り最初の大階段を上ります。広い吹き抜けの空間です。


壁には伊万里焼の壺が飾られています。地震があると落ちてしまいそうですが、サンクトペテルブルグは地震は無いそうです。(数百年に1度程度の地震はあるようです。)


階段の踊り場は市松模様の床になっています。


階段を上り隣接する部屋に向かいます。


こちらは食堂の前室です。


その奥に大広間(食堂)があります。金色です。


壁に黄金の細工が施されています。床は寄木細工でできています。




ホールに戻ってきました。観光客が続々とやってきています。


階段ホールを挟んで食堂と反対側の部屋に向かいます。こちらも食堂として使われていた部屋です。


調度品もあります。

壁で仕切られた部屋が無数にあります。次の部屋に向かいます。


こちらはエカテリーナ女王が着ていたドレスを再現したものです。(本物はクレムリン宮殿の博物館にあります。)


部屋ごとに異なるテーマでデザインされているようです。


こちらは絵画の間。


時計が置いてある部屋もあります。


突然部屋の様子が変わりました。今までは金色を主体にした部屋でしたが、緑と白を基調とした部屋になりました。エカテリーナの娘で6代目の皇帝となたエリザヴェータが増築した部分に入ったためです。ロココ調のデザインになっています。


床は寄木細工の床です。

琥珀の間

緑色の部屋の隣が琥珀の間です。この宮殿で一番有名な部屋です。
宮殿内は撮影できるのですが、この部屋だけは撮影禁止でした。


Google画像検索で部屋の画像を見ることができます。こちら

部屋は素晴らしいのですが、ほとんどが復元されたものですので歴史のあるものではないのがちょっと残念です。
部屋を飾られていた琥珀のパネルは第二次世界大戦でナチスドイツに持ち去られてしまいましたが、長年の修復作業を経て2003年にようやく完全復元されたとのことです。

琥珀の間の隣は皇帝の執務室の前室です。こちらはピンク色になっています。


夏場の見学はここまでです。冬場は観光客が少ないためこの先の皇帝の執務室も見学できるとのことでした。ちょっと残念です。

階段を下りて1階に向かいます。部屋の多くは2階にあり、1階は厨房や暖房設備などあまり見るところはありません。現在は資料展示場になっています。
こちらは第二次世界大戦のレニングラード包囲戦後の様子を描いた絵画です。木っ端微塵に吹き飛ばされています。


当時の写真です。爆弾が置いてあったようです。


こちらは運搬中の写真でしょうか? 琥珀の間も含め宝飾品はナチスドイツに略奪され持ち出されてしまったそうです。


こちらは琥珀の間のパネルを描いた絵画です。この絵をもとに琥珀の間を再現したとのこと。


出口です。続いて庭園を見学します。

エカテリーナ宮殿庭園

南側の庭園に出ました。雨はやんだようです。


庭園を取り囲むように複数の建物が建っています。こちらはまだ修復中とのこと。


広大な敷地に池が点在しています。

礼拝堂

こちらは庭園内にある礼拝堂です。


礼拝堂内に入ります。天井の高い建物です。ちょうど聖歌を歌っていました。



水路があちこちにあり水の多い庭園です。避暑用の夏宮殿として使われているためでしょうか。


こちらは庭園の南側にあるボリショイ池です。かなり広い池です。当時はこの池で釣りを楽しんでいたそうです。池の中の島にも建物があります。


こちらは教会です。


並木道と白いベンチが美しいです。がちょっと肌寒いです。


出口です。庭園の南端の出口から出ます。

写真撮影


Olympus E-M5, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
f/2.8 1/125秒 ISO-200
宮殿も良いですが、庭園も見どころたくさんです。
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
掲載日: 2013-12-15
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