アーグラ城塞 (アグラ城) の体験記と写真
アーグラ城塞 を見学します。
アクセス
アグラ城はタージ・マハルの西1kmほどの場所に位置しています。
こちらが入り口、今回は南側の門「アマル・スィン門」"Amar Singh Gate"から、入城します。
地図ではこちらになります。
アマル・スィン門
アマル・スィン門は3重の門になっています。堀を渡った場所に最初の門があります。
門を抜けます。
門を抜けると2番目の門があります。
2番目の門を抜けます。
すぐに3番目の門があります。この門は大きく、高いです。ヨーロッパの中世のお城、あるいはファンタジーに出てくるお城のようです。ここがインドではないような気分になります。
門を抜けます。こちらは門の内側
さらに正面には上り坂の坂道が続きます。
左右は壁になっています。壁の上から石を落としたり、坂の上から石や丸太を転がすなどして防衛するための構造です。
ジャハンギール宮殿
坂を登り切って右側が、ジャハンギール宮殿です。緑の芝生が鮮やかです。ムガル朝の3代皇帝、アクバル帝が息子と妃のために建てた宮殿です。
こちらは浴槽(ロイヤル・ハンマーム)です。右側の突起部分がバスタブに登るための足場とのこと。
広い庭園が造られています。城壁の窓部分は警備する兵士のための部屋になっています。
ジャハンギール宮殿の内部に入ります。入口の六芒星が目を引きます。
中を進むと、中庭(パティオ)があります。
建物の色などは違いますが、作りの雰囲気が
トプカプ宮殿のハレムに似ています。
中庭の奥にはテラスがあります。ヤムナー川の川岸になります。
こちらは噴水跡
テラスの窓から外が見えます。
タージ・マハルが良く見えます。
ジャハンギール宮殿の北側の建物に入ります。
白い大理石の内装です。
奥に進みます。
斜めに開けられた窓が特徴的です。外から見ると窓があることが分かりません。明り取りのため、温かい空気が逃げやすいなどの理由でこういった構造になっているそうです。
寝殿 (Khas Mahal)
建物を抜けると急に白一色になります。寝殿 (Khas Mahal)と呼ばれる建物です。
こちらは噴水です。
寝殿内に入ります。
壁面は細かい幾何学模様で飾られています。
天井にも模様があります。
大理石の薄い場所は光が透けて外の光で明るくなっています。
寝殿の左手側に向かいます。
寝殿の右側と似たような形状になっています。
ムサンマン・ブルジ(囚われの塔)
8角形のテラスです。ムサンマン・ブルジ(囚われの塔)と呼ばれています。タージ・マハルを建築した、シャージャハン帝ですが、晩年は、息子達の権力争いに巻き込まれこの塔に幽閉されていたとのことです。タージ・マハルが一番よく見える位置であったからだとも言われています。
中には入れません。
内部はこんな感じ、壁面は手の込んだ細工が施されています。
隣のテラスには入れます。タージ・マハルが一望できます。
8角形の塔をテラス越しに見ることができます。
寝殿前まで戻ります。寝殿にも塀に囲まれた中庭があります。
西側の出入り口から外に出ます。
外に出ると、さらに広い庭園があります。
こちらは、ディワンイー・アーム"Diwan E Aam"と呼ばれる一般謁見の宮殿です。庶民がやってきて、王(皇帝)に訴える場所だそうです。
こちらが玉座
大きな建物です。
トプカプ宮殿の建物に形がよく似ています。イスラム建築の影響があることがよくわかります。
さらに北側にも建物があるのですが、あちらは軍の管理区域のため、公開されていないのだそうです。真珠モスク (Moti Masjid)と呼ばれる建物の頭が見えます。
こちらは井戸です。巨大です。
南側の門から外に出ます。
門の日陰で一休みします。トイレが門を出て左手側にあります。
門を出ると、ジャハンギール宮殿の広場前に戻ってきました。
坂を下りてきた道を引き返します。
入口まで戻ってきました。
写真撮影
Olympus E-M1, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 7mm
f/9 1/800秒 ISO-2500
著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。